"全方向移動車輪"ラクオス"

『新連携』認定事業

「キャスターに代替する
全方向移動車輪の商品化事業」
コア企業　（有）青葉テクノソリューションズ

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事業の目的Object of business

キャスターに代わる新たな自在車輪「ラクオス」をご提案しています。「ラクオス」は、車軸が固定されているにもかかわらず平面上のあらゆる方向へ滑らかに移動できる“全方向移動車輪”です。従来の車輪に不具合を感じてきた皆様に、真にバリアフリーを実感いただける車両をお届けすることが、私たちの願いであり目的です。
■全方向移動車輪のあれこれ
全方向移動車輪が注目され始めています。
ひところブームであった研究レベルの面白真面目なシーズが発展・結実し、最近は実用的な車輪の市販が始まっています。
代表的なものとして下記があります。
05年、関東自動車のＷＥＳＮホイールを搭載したPatra4（パトラフォー）が市販され、 悪路に強い四駆式電動カートとして好評を博し、海外からも注目を浴びるに至ってい ます。アイシン精機がＷＥＳＮホイールを搭載した四駆式電動車椅子を開発している ほか、ベアリングを組み込んで回転ロスを軽減したタイプも加え、福祉車両分野から 産業用へと用途が広がりつつあります。
ライテックス社のZEN（ゼン）は、愛知の愛・地球博で、東北大の“踊るロボット” に搭載され、人間のパートナーと華麗なステップを踏んだ様子が報道され注目されま した。軽快な動きは、屋内の軽負荷用車輪として効果を発揮します。
オムニホイールは、体育館フロアーのような理想的な平面上で威力を発揮し、ロボコン で大活躍。なによりも安価が強みです。
■全方向移動車輪の用途
全方向移動車輪は、自在な運動性から様々な用途で開発が進められています。
福祉介護の分野では、移動機器のキーパーツとして、既に車椅子・電動カートに使用 されています。
ラクオスは、更に歩行車・歩行補助車(シルバーカー)・足漕ぎ車椅子・歩行器等に用途 を広げ、リハビリ施設内での歩行訓練や、在宅での歩行継続・自律的移動手段として の利用を目指して開発が進められています。
狭い屋内で自在に動き回れる運動性や、すわりが安定し転倒しづらい安全性、大径車 輪にできるので段差の乗越えが楽、ということなどがメリットです。
様々な作業車や移動式計測機などの移動機器・移動式ロボットは、直進性よりもむしろ動きの自在性(小回りや横移動)が求められる場合があります。このような用途に適合します。
災害現場などでは、路面の障害物を回避するため、段差乗越えや切返しなしでの方向転換が余儀なくされます。このような条件下での移動や運搬の手段、あるいはレスキューロボットの移動手段として、高い悪路走破性の検討が為されています。

全方向移動車輪“ラクオス”の詳細なパンフレットができました。
カタログ希望の方は、このページの一番下のお問合せからご請求ください。
なお、右の画像からカタログのPDFファイル（550kb）をダウンロードすることができます。
PDFファイルの閲覧にはAdobeリーダー（無償）が必要です。

新しいラクオスの普及モデル【室内型ラクオス】をご紹介します。